いたく【甚く】
[副]《形容詞「いたし」の連用形から》 1 程度のはなはだしいさま。非常に。ひどく。「—感動する」 2 (あとに打消しの語を伴って)それほどには。たいして。「わがため面目あるやうに言はれぬる虚言...
いた‐ごと【痛事】
非常につらく、困ったこと。特に、費用が多くかかること。「ちッと—だが翌日(あす)は終日(いちにち)見物させよう」〈和田定節・春雨文庫〉
いたっ‐て【至って】
[副]《「いたりて」の音変化》程度のはなはだしいさま。きわめて。非常に。「—健康だ」「—陽気な性格」
いたり‐て【至りて】
[副]程度のはなはだしいさま。非常に。いたって。「—愚かなる人は、たまたま賢なる人を見てこれを憎む」〈徒然・八五〉
いだてん‐ばしり【韋駄天走り】
非常に速く走ること。「—に逃げ出す」
いちじ‐せんきん【一字千金】
《秦の呂不韋(りょふい)が「呂氏春秋」を著した時、それを咸陽(かんよう)の城門に置き、1字でも添削できた者には千金を与えようと言ったという、「史記」呂不韋伝の故事から》 1 非常にすぐれている文...
いちにち‐せんしゅう【一日千秋】
《「秋」は年の意》1日が非常に長く感じられること。待ちこがれる気持ちが著しく強いこと。一日三秋。いちじつせんしゅう。「—の思い」
いちじゅうこう‐さんそ【一重項酸素】
活性酸素の一。励起状態にある酸素分子であり、高い反応性を有する。分子軌道の一つが一重項状態というスピン量子数がゼロの状態にある。生体内で発生した場合、その寿命は数マイクロ秒程度と非常に短い。
いち‐だい【一大】
[接頭]名詞に付いて、一つの大きな、非常に重大な、の意を表す。「—事件」「—発見」
市(いち)に虎(とら)を放(はな)つ
人の大勢集まる市に虎を放つ。非常に危険なことのたとえ。