や‐がた・し【弥堅し】
[連語]《「や」は副詞》いよいよ堅い。非常にしっかりしているさま。「下堅く—・く取らせ」〈記・下・歌謡〉
やくがい‐エイズ【薬害エイズ】
HIVの混入した血液製剤などの投与を受けたことが原因で、感染・発症した後天性免疫不全症候群。1980年代から増加した。→非加熱製剤
やく‐せき【薬石】
《「石」は「砭(いしばり)」で、古代の医療器》 1 いろいろの薬や治療法。「—効なく永眠する」 2 身のためになる物事のたとえ。「—の言」 3 禅寺で、非時(ひじ)の戒を守って夕食をとらなかった...
やじ・る【野次る/弥次る】
[動ラ五(四)]《名詞「野次」の動詞化》他人の言動に、大声で非難やひやかしの言葉を浴びせかける。「演説者を口ぎたなく—・る」 [可能]やじれる
やすみ‐やすみ【休み休み】
[副] 1 時々休みながら続けるさま。「—荷物を運ぶ」 2 考え考え、ある事をするさま。非難の気持ちをこめて用いる。「ばかも—言え」
やせ‐やせ【痩せ痩せ】
[形動ナリ]非常にやせているさま。「鬚(ひげ)がちに、かじけ—なる男と」〈枕・一〇九〉 [副]に同じ。「殺字ふくらとはなうて、—としたぞ」〈蒙求抄・七〉
ヤヌス【Janus】
ローマ神話で、門の守護神。また、物事の始まりの神。頭の前後に反対向きの顔を持つ双面神として表される。ヤーヌス。 土星の第10衛星。1966年に発見。名はに由来。公転軌道が第11衛星エピメテ...
や‐ひろ【八尋】
いくひろもあること。非常に長いこと。また、非常に大きいこと。「事代主神(ことしろぬしのかみ)、—の熊鰐(わに)になりて」〈神代紀・上〉
やましな‐どうり【山階道理】
《藤原氏の氏寺、山階寺(興福寺)が藤原氏の権勢を頼んで無理を押し通したところから》非理非道が権力により道理としてまかり通ること。
やま‐むすめ【山娘】
カラス科の鳥。全長64センチくらいで、尾が非常に長い。頭が黒く、体は藍青色、尾羽の先が白、くちばしと脚が赤色。台湾にのみ分布し、山中に小群で暮らす。台湾藍鵲。