うしろ‐めん【後ろ面】
歌舞伎舞踊で、後頭部にも面をつけ、一人で二つの役を演じ分けるもの。享保17年(1732)佐渡島長五郎が「釣狐」で演じたのが最初とされる。
うち‐づら【内面】
1 家族や内輪の人に対する顔つきや態度。「—が悪い人」⇔外面(そとづら)。 2 物の内部。内側。ないめん。⇔外面(そとづら)。
うちゅう‐の‐ちへいめん【宇宙の地平面】
⇒宇宙の地平線
うま‐づら【馬面】
1 馬のように長い顔。顔の長い者をあざけっていう語。うまがお。 2 「馬面剝(はぎ)」の略。
うまづら‐はぎ【馬面剝】
カワハギ科の海水魚。全長約30センチ。体は長楕円形で著しく側扁し、ひれは緑青色。口の先から目までが長い。皮は鮫肌(さめはだ)状で硬い。皮をはいで干物・吸い物・味噌汁などにする。
うみ‐づら【海面】
1 海上。うみのおもて。「幾日も—が見えていた」〈犀星・花〉 2 《「つら」は傍らの意》海辺。海または湖のほとり。「さる—に出でゐたる、ひがひがしきやうなれど」〈源・若紫〉
うら‐じょうめん【裏正面】
相撲の土俵場で、正面の反対側、すなわち南側にあたる場所。また、そこに面した見物席。向こう正面。
うら‐めん【裏面】
1 両面に印刷または刻印された紙や硬貨・メダルなどの、裏にあたる側。柄や模様のない場合でもいう。りめん。⇔表面。 2 アナログレコードやカセットテープなどのB面のこと。⇔表面。 3 コンピュータ...
うわっ‐つら【上っ面】
「うわつら」の促音添加。「—だけを見て判断できない」
うわ‐つら【上面】
物の表面。または、外見。うわべ。うわっつら。「問題の—を見ているだけで、本質をとらえていない」