おんい‐てんとう【音位転倒】
一つの語の中の音素が入れ替わる現象。音位転換。メタテシス。 [補説]幼児が「とうもろこし」を「とうもころし」とする誤りなどにみられるが、「あらたし」から「あたらし(あたらしい)」のように、変化し...
おん‐いん【音韻】
1 音と響き。ねいろ。 2 漢字の音と韻。声母(漢字音の子音)と韻母(漢字音の頭子音を除いた後の部分)。 3 言語学で、音韻論的な考察を経て、具体的な音声から抽象された言語音。
おんいん‐がく【音韻学】
1 中国語の漢字音に関する学問。 2 広く言語音を研究する学問。
おんいん‐こうたい【音韻交替】
語の中のある音が、文法的な機能や派生的な意味の違いに応じて他の音と交替する現象。例えば、「脚」の意の英語foot(単数形)とfeet(複数形)の母音部にみられる交替など。
おんいん‐へんか【音韻変化】
ある言語のある音が、歴史上の一時期に他の音へ変化すること。例えば、日本語のハ行の頭子音が[Φ]から[h]になった類。
おんいん‐ろん【音韻論】
《phonology》言語学の一部門。言語の音(アクセントなどをも含む)を記述し、その歴史的変化の過程、そこにみられる原則を研究する学問。また、ある言語の言語音を音素という単位に抽象して、その構...
おん‐か【音価】
言語学で、一つ一つの文字に該当すると認められる音声。
おん‐かい【音階】
楽音を高さの順に並べた、音の列。全音階・半音階・五音音階・十二音音階などがある。スケール。
おん‐かん【音感】
音に対する感覚。音の高低・音色(ねいろ)などを聴き分ける能力。「—が鋭い」
おんかん‐きょういく【音感教育】
音楽の学習に必要な、リズム・メロディー・ハーモニーなどの感覚を養う教育。