しょう‐かんのん【聖観音/正観音】
六観音・七観音の一。本来の姿の観音のことで、変化(へんげ)の観音と区別して聖の字を冠する。大慈悲を円満な相に表し、宝冠中に無量寿仏を有し、蓮華(れんげ)を持つ姿などに表す。聖観世音。
しりくらい‐かんのん【尻暗い観音/尻食らい観音】
困ったときは観音を念じても、事情がよくなると恩を忘れて、あとのことをかまわないこと。陰暦18日から23日までの六観音の縁日のあと、だんだん闇夜になるのを「尻暗い」といい、それがののしりことばの「...
しん‐おん【唇音】
1 音声学で、呼気が唇に触れて出す音。両唇で出す音([p][b][m][w])や上歯と下唇とで出す音([f][v])などがある。 2 中国音韻学の用語。五音の一で、唇で調音される音。p(幇母)・...
しん‐おん【心音】
心臓が鼓動するときに、心臓の弁の閉鎖などによって生じる音。
しん‐おん【震音】
⇒トレモロ
しん‐ざつおん【心雑音】
心臓の拍動に伴う、正常な心音以外の音。弁膜の障害などで生じる。
しんし‐おん【唇歯音】
上の前歯と下唇とを接して調音する音。無声唇歯音では[f]、有声唇歯音では[v]の類。歯唇音。
しんない‐おん【唇内音】
悉曇(しったん)学で、三内音の一。唇(くちびる)で調音される音。[p][b][m]の類。→喉内音 →舌内音
じ‐おん【字音】
1 ある文字の発音。 2 漢字の読み方の一。日本に伝来して国語化した漢字の発音。その音の伝来した時代の新古により、また、その音のもとになる中国語の方言の違いなどにより、同一漢字にも各種の音のある...
じき‐ろくおん【磁気録音】
録音方式の一。記録したい音をマイクロフォンで採取して、電流の強弱に変え、磁気テープなどに残留磁気の強さの違いとして記録する。