どん
[名]正午を知らせる空砲。サイレンの普及する以前の明治初期から昭和初期にかけて行われ、東京では丸の内で鳴らした。 [副] 1 弾薬などが炸裂するときや、太鼓を強く打ったときなどに響く、低くて...
なが‐なり【長鳴り】
長い間鳴り響くこと。「弓は強し、浦響くほど—して」〈平家・一一〉
はた‐め・く
[動カ五(四)]《「はた」は擬声語。「ばためく」とも》 1 布や紙などが風に吹かれてはたはたと動く。また、音を立ててひるがえる。「幟(のぼり)が—・く」 2 揺れるように鳴り響く。響きわたる。と...
ひびか・せる【響かせる】
[動サ下一][文]ひびか・す[サ下二] 1 音・声が響くようにする。「爆音を—・せる」 2 世間に広く知れ渡らせる。「名声を—・せる」
びん‐びん
[副] 1 音が耳ざわりなほどに大きく響くさま。「ステレオの低音が—(と)響く」 2 心に強く響くさま。「相手の思いが—(と)伝わる」
ぴん‐ぴん
[副](スル) 1 勢いよくはね上がるさま。「魚が—(と)はねる」 2 元気よく活動しているさま。「病気が治って—(と)している」 3 刺激が強く伝わるさま。特に、高い音声が響くさま。「高い声が...
ふきょうわ‐おん【不協和音】
1 同時に響く二つ以上の音が、協和融合しない状態にある和音。⇔協和音。 2 不調和な関係のたとえ。「両国間に—が生じる」 [補説]作品名別項。→不協和音
ぶうん
[副]《「ぶーん」と書くことも多い》 1 低い音が継続して響くさま。低い音がやや長めに鳴るさま。機械音や虫の羽音などの形容に用いる。「軽自動車が—と通り過ぎていく」「蜂が—と飛びながら8の字を描...
ブーミング【booming】
不自然に低音が強調されて、ぶんぶん響くさまをいう。
ぷうん
[副]《「ぷーん」と書くことも多い》 1 強いにおいが漂っているさま。強いにおいがしきりに鼻をつくさま。比喩的にも用いる。「台所からカレーのにおいが—としてくる」「昼間から酒のにおいを—とさせて...