きけん‐じょう【喜見城】
須弥山(しゅみせん)の頂上の忉利天(とうりてん)にある帝釈天(たいしゃくてん)の居城。七宝で飾られ、庭園では諸天人が遊び戯れるというので、楽園などのたとえにされる。喜見宮。善見城。
きす・む【蔵む】
[動マ四]大切におさめる。「頂(いなだき)に—・める玉は二つなしかにもかくにも君がまにまに」〈万・四一二〉
き‐たたき【木啄/木叩】
キツツキ科の鳥。全長46センチくらい。全体に黒で腹と腰が白く、雄では頭頂部とほおが赤い。東南アジア、朝鮮半島に生息。日本では対馬に生息したが、絶滅したとされる。
きぬがさ‐そう【衣笠草】
シュロソウ科の多年草。高い山の林下に自生。高さ30〜60センチ。1本の茎頂に葉が8枚ぐらい輪状につく。葉は倒卵状楕円形。夏、葉の中心から柄を伸ばし、白い花を一つつける。はながさそう。《季 夏》
き‐はく【希薄/稀薄】
[名・形動] 1 液体や気体などの濃度・密度がうすいこと。また、そのさま。「酸素の—な山頂」 2 ある要素の乏しいこと。物事に向かう気持ち・意欲などの弱いこと。また、そのさま。「問題意識が—だ」
きび【黍/稷】
《「きみ」の音変化》 1 イネ科の一年草。高さ約1メートル。葉は幅広の剣状。夏から秋にかけ、茎の頂に多数の花穂をつけ、実ると垂れる。実は2ミリほどの扁球形で、白または黄色。インドの原産で、古くか...
きみょう‐ちょうらい【奇妙頂礼】
[形動]《「帰命頂礼」をもじっていったもの》奇妙。「いや、こぼしはせぬが、はて—な」〈滑・膝栗毛・三〉
キャッスル‐ヒル【Castle Hill】
オーストラリア、クイーンズランド州北東部の港湾都市タウンズビルにある山。標高286メートル。頂上からは、市街と沖合に浮かぶマグネチック島を一望できる。
キャップストーン【capstone】
古代エジプトのピラミッドの頂上部に置かれた四角錐状の石。一般に、冠石。
キャベンディッシュ‐さん【キャベンディッシュ山】
《Mount Cavendish》ニュージーランド南島東岸の都市クライストチャーチの郊外にある山。中心街の南東約10キロメートルに位置する。標高約450メートル。山麓と頂上はゴンドラで結ばれ、ク...