ちん‐ぞう【頂相】
《「ちんそう」とも。「ちん(頂)」は唐音》禅宗の高僧の肖像。画像は写実性が要求され、師がみずからの頂相画に賛をつけて弟子に与え伝法の証(あかし)とした。彫像で表した頂相彫刻もある。中国宋代から隆...
チンボラソ【Chimborazo】
エクアドル中部、アンデス山脈中の山。標高約6310メートル。1880年、英国のE=ウィンパーが初登頂。
ツァレベツ‐の‐おか【ツァレベツの丘】
《Tsarevets/Царевец》ブルガリア中北部の都市ベリコタルノボにある丘。古代より要塞が築かれ、第二次ブルガリア帝国時代に王宮が置かれた。オスマン帝国軍の攻撃を受けて破壊されたが、現在...
ツィナルロートホルン【Zinalrothorn】
スイス南西部、バレー州にあるワリスアルプスの高峰。標高4221メートル。ワイスホルンとオーバーガーベルホルンの間に位置する。1864年、英国のL=スティーブン、F=グローブらが初登頂に成功。ツィ...
ツイン‐ピークス【Twin Peaks】
米国カリフォルニア州サンフランシスコ中心部にある丘。標高約280メートルの二つの頂きがあり、市街を一望できる。夜景の美しさで有名。
ツェル‐アム‐ゼー【Zell am See】
オーストリア、ザルツブルク州の町。ツェラー湖に面する観光保養地。スキーリゾートとしても知られる。標高1965メートルのシュミッテンヘーエ山の山頂を結ぶケーブルカーがある。
ツェルマット【Zermatt】
スイス南西部、バレー州の町。ワリスアルプス山中の標高1620メートルに位置する。19世紀よりマッターホルンなどの登山基地、観光・保養地として知られる。ゴルナーグラート頂上まで走るゴルナーグラート...
つくし【土筆/筆頭菜】
早春に出るスギナの胞子茎。筆状で淡褐色、節に「はかま」とよぶ葉がつく。頂部から胞子を出すと枯れる。食用。筆頭菜(ひっとうさい)。つくづくし。つくしんぼ。《季 春》「古草にうす日たゆたふ—かな/竜之介」
つくしのおく【筑紫奥】
狂言。道連れになった筑紫の奥の百姓と丹波の百姓とが、一緒に都の領主に年貢を納め、作っている田の分だけ笑えと命令され、笑ってお酒を頂く。
つくばね‐そう【衝羽根草】
シュロソウ科の多年草。高さ15〜40センチ。茎に4枚の葉を輪生し、初夏、茎頂に淡黄緑色の花を1個つける。王孫(おうそん)。《季 花=夏》