いえ‐すずめ【家雀】
ハタオリドリ科の鳥。全長14.5センチくらい。スズメに似るが、雄は頭頂部が灰色で、ほおに黒斑がない。ユーラシア大陸に分布、ヨーロッパの市内では人の手から餌をついばむ姿を見かける。日本にはいない。
いくさ‐よばい【軍喚ばひ】
戦場における敵味方の喚声。ときの声。「明けても暮れても—の声絶えざりし」〈平家・灌頂〉
いけのぼう‐せんけい【池坊専慶】
室町中期の京都頂法寺の執行(しゅぎょう)。池坊流の開祖とされる。生没年未詳。寛正3年(1462)の立花の記録「碧山日録」がある。
いけのぼう‐りゅう【池坊流】
華道の流派の一。室町中期、専慶の立花に始まり、専応(せんおう)・専栄(せんえい)を経て、桃山期から江戸前期にかけて初世および2世専好により大成された。諸流派中、最も古い伝統をもち、現在もなお最大...
いささ‐おざさ【いささ小笹】
わずかばかりの笹。背の低い竹の意とする説もある。「後ろは山、前は野辺、—に風騒ぎ」〈平家・灌頂〉
いしづち‐さん【石鎚山】
愛媛県中部の山。石鎚山脈の主峰で四国山地の最高峰。標高1982メートル。山頂に石鎚神社の頂上社があり、中腹に山岳信仰の道場の成就社がある。伊予(いよ)の高嶺(たかね)。
いしまき‐さん【石巻山】
愛知県豊橋市東北部にある円錐(えんすい)形の山。標高358メートル。山頂は、石灰岩の天狗岩・雄岩・雌岩の三つの大きな岩塊からできている。周辺の石灰岩地帯植物群落は国の天然記念物に指定されている。...
いじ‐ば・る【意地張る】
[動ラ五(四)]自分の考えをどこまでも通そうとする。我(が)を張る。意地を張る。「『当方はどうしても頂戴して置きます』と—・った」〈露伴・骨董〉
イスタクシワトル‐さん【イスタクシワトル山】
《Volcán Iztacihuatl》メキシコ中部にある火山。首都メキシコシティーの南東約60キロメートル、メキシコ州とプエブラ州の州境に位置する。標高5286メートル。同国第3の高峰。ナワト...
イストルオナール‐さん【イストルオナール山】
《Istor-o-Nal》パキスタン最北端、カイバルパクトゥンクワ州にある、ヒンズークシ山脈の第3位の高峰。標高7403メートル。名称は現地の言葉で「馬蹄(ばてい)」を意味し、その山容から名付け...