かせ‐づえ【鹿杖】
1 先が二またになったつえ。また、上端をT字形にしたつえ。撞木(しゅもく)づえ。「平足駄履き、—を突いて」〈平治・中〉 2 僧侶などが持つ、頭部に鹿の角をつけたつえ。わさづの。
かっ‐すい【活錘】
くいを打ち込むのに使う重いおもり。綱・鎖などをつけて滑車で引き上げ、くいの頭部に落として打ち込む。
かつお‐どり【鰹鳥】
1 カツオドリ目カツオドリ科の鳥。全長76センチくらい。頭部と背面は黒褐色、腹は白。魚食性で、カツオの群れの上をよく飛ぶ。孤島の断崖(だんがい)・岩壁で繁殖。世界の熱帯海に分布。日本では、九州お...
金槌(かなづち)の川流(かわなが)れ
《金槌を水に入れると、柄は浮くが頭部は沈むところから》頭の上がらないことのたとえ。また、出世の見込みがないことのたとえ。
かな‐ぼう【金棒/鉄棒】
1 鉄製の棒。特に、鉄尖棒(かなさいぼう)。「鬼に—」 2 頭部にいくつかの鉄の輪をつけた、長いつえのような鉄の棒。夜回りや行列の先頭に立つ者などが地面に突いて鳴らして歩く。 3 体操器具の一。...
かにめ‐くぎ【蟹目釘】
カニの目状に、頭部が半球形になった鋲釘(びょうくぎ)。板戸などに用いる。
かのうせい‐ずいまくえん【化膿性髄膜炎】
化膿菌によって起こる髄膜炎。菌が頭部外傷や中耳炎などから波及したり、膿胸や心内膜炎などの病巣から血流によって運ばれたりして起こる。頭痛・発熱・意識混濁などの症状を呈する。細菌性髄膜炎。
かぶと【兜/冑/甲】
1 武将が頭部を防護するためにかぶった武具。頭を入れるところを鉢(はち)、その下に垂れて頸部(けいぶ)を覆う部分を錏(しころ)といい、鉄や革などで作る。 2 舞楽で用いる、鳥兜(とりかぶと)。 ...
かぶと‐ばち【兜鉢】
1 兜の主要部で、頭部を覆う部分。兜の鉢。 2 兜の鉢のように、広くて深い大形のどんぶり。
かみ‐あげ【髪上げ】
1 髪を結い上げること。 2 古代・中世、貴族の娘が12、3歳ころに行った成人式。かぶろにしていた髪を束ねて後ろに垂らす。ふつう裳着(もぎ)と同時に行った。「よき程なる人になりぬれば、—などさう...