はな‐ごんどう【花巨頭】
マイルカ科の哺乳類。体長約4メートル。頭部は丸く、吻(ふん)はない。名称は、けんかや衝突などの際につく傷が体表面に白く残るのを花模様に見立てたもの。松葉ごんどう。
はな‐さき【鼻先】
1 鼻の先端。鼻の頭。「—でせせら笑う」 2 目の前。「—に証拠品を突きつける」「—に札束をちらつかせる」 3 (「端先」とも書く)物の先端。「岬の—」
はなし‐ことば【話し言葉】
話したり聞いたり、音声によって伝えられる言語。音声言語。口頭語。⇔書き言葉。
はなぞの‐おどり【花園踊(り)】
京都花園で、盂蘭盆(うらぼん)に少女らが灯籠を頭に載せ、笛・太鼓に合わせて踊った念仏踊り。江戸時代に盛んであった。
はな・つ【放つ】
[動タ五(四)] 1 閉じ込められたり束縛されたりしていたものを自由に動けるようにしてやる。「リスを公園に—・つ」「小鳥を籠から—・つ」 2 矢・弾丸などをうち出す。勢いをつけてある方向に飛ばす...
はなのうた【花の歌】
ビゼーのオペラ「カルメン」の第2幕でドン=ホセによって歌われるアリアの通称。冒頭の歌詞から「おまえの投げたこの花を」の題名で知られる。
はな‐の‐さき【鼻の先】
1 鼻の先端。鼻の頭。はなさき。「—で笑う」 2 すぐ目の前。目前。「目的地はすぐ—にある」 3 あさはかな知恵。目先の考え。「—の智恵をもって」〈色道大鏡・五〉
鼻(はな)の下(した)の建立(こんりゅう)
寺社などで寄進を集めるのは、僧侶や神官の生活のためであるということ。「人道の道徳のと云うが頭巾を取れば皆鼻の下喰う殿(でん)の建立だ」〈魯庵・社会百面相〉
はなはな‐あそび【鼻鼻遊び】
子供の遊びの一。二人が向かい合い、互いに鼻の頭に指を置き、一人が「鼻、鼻、耳」と言って耳をさすと、他の一人は口や目をさし、相手と同じ場所をさすと負けになる。
はな‐ぼうし【花帽子】
能のかぶり物の一。僧形の女が頭からかぶって、ほおをかくし、胸のあたりまでおおう布。白・水浅葱(みずあさぎ)などの広幅の平絹を用いる。