おうごんのつぼ【黄金の壺】
《原題、(ラテン)Aulularia》プラウトゥスの戯曲。モリエールの「守銭奴」の種本として知られる。 《原題、(ドイツ)Der goldne Topf》ホフマンの小説。1814年に刊行の作...
おうごんのろば【黄金のろば】
《原題、(ラテン)Asinus aureus》ローマの作家、アプレイウスによる古典ラテン語の小説「変身物語」の別題。
おうさまとわたし【王様と私】
《原題The King and I》ロジャース作曲、オスカー=ハマースタイン2世作詞・脚本によるミュージカル。1951年、ブロードウエーで初演。マーガレット=ランドンの小説「アンナとシャム王」に...
おうしゅう‐かんれい【奥州管領】
⇒奥州探題(たんだい)
おうしゅう‐たんだい【奥州探題】
室町幕府の職名。陸奥国内の軍政・民政をつかさどった。奥州管領。→羽州(うしゅう)探題
おうじょのにわで【王女の庭で】
《原題、(フランス)Au jardin de l'Infante》フランスの詩人サマンの処女詩集。1893年刊行。
おうたいしバルタサールカルロスきばぞう【王太子バルタサールカルロス騎馬像】
《原題、(スペイン)El príncipe Baltasar Carlos a caballo》ベラスケスの絵画。カンバスに油彩。スペイン国王フェリペ4世の長男カルロスが、幼少期に前脚を上げた馬...
おうだい‐もの【王代物】
浄瑠璃や歌舞伎で、主として奈良・平安時代の朝廷や公卿などの世界を題材としたもの。王朝物。大時代物。大時代狂言。
おうと【嘔吐】
《原題、(フランス)La Nausée》サルトルの小説。1938年刊行。外界の事物によってもたらされる主人公ロカンタンの嘔吐感を通じて「存在」の偶然性が探求される。実存哲学が小説化された作品。
おうとうとキリスト【桜桃とキリスト】
長部日出雄による太宰治の評伝。副題「もう一つの太宰治伝」。平成14年(2002)刊行。太宰の前半生を描いた「辻音楽師の唄」の続編にあたり、太宰の後半生を描く。大仏次郎賞受賞。