おおいなるうた【大いなる歌】
《原題、(スペイン)Canto general 》ネルーダの詩。1950年刊行。15部からなる壮大な叙事詩で、傑作とされる「マチュピチュの頂」(第2部)「きこりよ、目覚めよ」(第9部)を含む。
おおかいたくしゃよ【おお、開拓者よ!】
《原題O Pioneers!》キャザーの長編小説。1913年刊。米国開拓時代を背景に、たくましく生きる移民女性の姿を描く。
おおかみたちのべんご【狼たちの弁護】
《原題、(ドイツ)Verteidigung der Wölfe》ドイツの詩人・評論家、エンツェンスベルガーの処女詩集。1957年刊行。
おおかみとしちひきのこやぎ【狼と七匹の子山羊】
《原題、(ドイツ)Der Wolf und die sieben jungen Geißlein》グリム童話に収録された話の一。オオカミが母ヤギのふりをして戸を開けさせ、留守番中の子ヤギたちを食...
おおがらす【大鴉】
《原題The Raven》ポーの詩。1845年発表。象徴的な物語詩。初出は「イブニングミラー」紙。
おおき・い【大きい】
[形]《形容動詞「おおきなり」の形容詞化。室町時代以後使われた》 1 ある物の形・容積・面積などが、広い空間・場所を占めている。「—・い箱」「からだの—・い人」⇔小さい。 2 量・数が多い。「質...
おおき‐な【大きな】
[形動]《形容動詞「おおきなり」の連体形「おおきなる」の音変化》 1 容積・面積が広い空間・場所を占めるさま。「—箱」「—池」⇔小さな。 2 数・量が多いさま。「—音」⇔小さな。 3 程度がはな...
おおきなはとのかげ【大きな鳩の影】
東峰夫の短編小説、および同作を表題作とする作品集。作品集は昭和56年(1981)刊行。
おおつ‐え【大津絵】
1 江戸時代、大津の追分、三井寺の辺りで売られていた軽妙な筆致による民芸的な絵。 2 大津絵を題材にした舞踊。大津絵物。 3 「大津絵節」の略。
おおつえ‐ぶし【大津絵節】
俗曲。大津絵のこっけいな画題を詠み込んだものだが、替え唄が多い。幕末に流行。