おっ‐ぽりだ・す【押っ放り出す】
[動サ五]「ほうりだす」を強めた俗な言い方。「居候を家から—・す」「宿題を—・して遊びまわる」
おつま‐はちろべえ【お妻八郎兵衛】
大坂の古手屋八郎兵衛が嫉妬から、遊女のお妻を殺した事件を主題とする歌舞伎・浄瑠璃の通称。歌舞伎狂言「文月恨切子(ふみづきうらみのきりこ)」、浄瑠璃「桜鍔恨鮫鞘(さくらつばうらみのさめざや)」など。
おとうと
(おとうと)幸田文の小説。昭和32年(1957)刊。17歳の女学生とその3歳下の弟の絆を描く。 (おとうと)市川崑監督による映画の題名。昭和35年(1960)公開。を原作とし、脚色は水木洋...
おとぎばなし【おとぎ話】
《原題、(チェコ)Pohádka》ヤナーチェクのチェロとピアノのための室内楽曲。1910年作曲、1923年改訂。ロシアロマン主義の詩人ジュコーフスキーの詩に着想を得た作品。
おとことおんな【男と女】
《原題Men and Women》ブラウニングによる詩集。1855年刊。2冊組。著者の中期の代表作。
おとこはつらいよ【男はつらいよ】
山田洋次原作・監督、渥美清主演の映画の題名。また、そのシリーズ名。フーテンの寅(とら)こと車寅次郎と、その家族や周囲の人々との交流を描く人情喜劇。昭和44年(1969)から令和元年(2019)ま...
おとし‐あぶ・す【落としあぶす】
[動サ四]見くびって問題外とする。「さしも深き御心ざしなかりけるをだに、—・さず取りしたため給ふ」〈源・玉鬘〉
おとめビオレーヌ【乙女ビオレーヌ】
《原題、(フランス)La Jeune Fille Violaine》クローデルによる戯曲。1892年に第1稿、1899年に第2稿を発表。のちに、改作されて代表作「マリアへのお告げ」となる。
オトラント‐だいせいどう【オトラント大聖堂】
《Cattedrale di Otranto》イタリア南部、プーリア州の町オトラントにあるロマネスク様式の大聖堂。11世紀に建造。ファサードのバラ窓は15世紀にアラブ風の装飾が施された。内部の床...
おどり‐だいもく【踊り題目】
踊りながら法華経の題目を唱えること。