顔(かお)を汚(よご)・す
面目を失わせる。顔に泥を塗る。
かん‐ばせ【顔】
《「かおばせ」の音変化》 1 顔のようす。顔つき。容貌(ようぼう)。「花の—」 2 体面。面目。「何の—あって父母にまみえんや」
がお【顔】
「かお(顔)」に同じ。「泣き—」「したり—」
がん【顔】
[音]ガン(漢) [訓]かお かんばせ [学習漢字]2年 〈ガン〉 1 かお。「顔色・顔貌(がんぼう)・顔面/紅顔・洗顔・童顔・拝顔・美顔」 2 顔つき。顔のようす。「温顔・厚顔」 3 いろど...
がん‐さい【顔彩】
顔料に膠(にかわ)やでんぷんなどを加えて練り、容器に入れて乾燥させた固形絵の具。日本画に用いる。
がんしかくん【顔氏家訓】
中国の家訓書。2巻20編。顔之推(がんしすい)が、子孫への戒めとして記したもの。儒家思想・仏教思想をまじえ、官界で生きていくための教訓などを残す。家訓書の祖となった。
がん‐しょく【顔色】
かおいろ。また、感情の動きの現れた顔のようす。「—を失う」
顔色(がんしょく)無(な)し
《白居易「長恨歌」から》恐れや驚きのために顔色が青くなるさま。完全に圧倒されて手も足も出ないさま。「完璧な答えには試験官も—だ」 [補説]この意味で「かおいろなし」と読むのは誤り。
顔色(がんしょく)を窺(うかが)・う
相手の表情から心の動きを知ろうとする。相手のかおいろをみる。「窃かに叔母の—・って見れば」〈二葉亭・浮雲〉
がん‐ぼう【顔貌】
かおかたち。容貌。