けん‐しゃ【顕者】
世間で名前の知られている人。また、富貴な人。
けん‐しゃく【顕爵】
高く尊い爵位。栄爵。
けん‐しゅう【顕宗】
《「けんじゅう」とも》顕教(けんぎょう)の宗旨。⇔密宗。
けん‐しょう【顕彰】
[名](スル)隠れた善行や功績などを広く知らせること。広く世間に知らせて表彰すること。「長年の功労を—する」「—記念碑」
けん‐しょう【顕正】
仏語。正しい仏の道理をあらわし示すこと。「破邪—」
けん‐しょう【顕証】
[名・形動ナリ]《「けんそう」とも》あらわで、人目につくこと。また、そのさま。「有り明けの月いみじく明かかりければ、—にこそありけれ、いかがすべからむ、と」〈大鏡・花山院〉
けんしょう‐しつ【顕晶質】
火成岩の粒度を表す語で、その構成鉱物が粗粒で肉眼で見分けられる程度に大きい場合に用いる。
けん‐しょく【顕職】
地位の高い官職。要職。「高位—に至る」
けん‐しょく【顕色】
無色のものを発色させること。繊維を下漬けしてから顕色剤を反応させて色素を生成させたり、クロマトグラフィーで展開させた物質に試薬を作用させたりして発色させることなど。
けんしょく‐ざい【顕色剤】
染色に用いるアミンやフェノール類の溶液。下漬け剤とともに用い、発色を促し染色を堅牢にする。現色剤。