じょう‐がん【情願】
1 実情を述べて願い出ること。嘆願。「空しく後日の冀望(きぼう)を大にして今日の—を失するが如し」〈織田訳・花柳春話〉 2 監獄の在監者が、処遇に関して不服のある場合に、事情を述べて救済を願い出...
せい‐がん【誓願】
[名](スル) 1 神や仏に誓いを立て、物事が成就するように願うこと。 2 仏・菩薩(ぼさつ)が衆生(しゅじょう)を救おうと願って立てた誓い。
せい‐がん【請願】
[名](スル) 1 こいねがうこと。目上の人などに願い出ること。「会社に復職を—する」 2 国民が国または地方公共団体の機関に対して、損害の救済、公務員の罷免、法律・命令・規則の制定・廃止・改正...
せつ‐がん【切願】
[名](スル)心から願うこと。「世界の平和を—する」
せん‐がん【専願】
「単願」に同じ。「私立—」
せんちゃく‐ほんがん【選択本願】
仏語。阿弥陀仏が法蔵菩薩(ぼさつ)であったとき、諸仏の立てた誓いの中から最もすぐれたものとして選び取った四十八の誓願。特に、その第十八願の誓願。
そう‐がん【総願】
⇒四弘誓願(しぐぜいがん)
そ‐がん【素願】
平素からの願い。素懐。
そ‐がん【訴願】
[名](スル) 1 うったえねがうこと。 2 違法または不当な行政処分につき、特定の行政庁に対してその再審査を請求すること。昭和37年(1962)行政不服審査法の制定により廃止。
たい‐がん【大願】
《「だいがん」とも》 1 大きなことを成し遂げようという願い。 2 仏語。仏が衆生(しゅじょう)を救おうとする誓願。