るい・する【類する】
[動サ変][文]るい・す[サ変] 1 似る。共通点をもつ。同じ仲間に属する。「児戯に—・する」「これに—・する事例は多い」 2 行動を共にする。伴う。「異(こと)上達部(かむだちめ)など、—・し...
るいぞう‐げんしょう【類像現象】
⇒シミュラクラ現象
るい‐ぞく【類族】
1 同類。たぐい。「多少不平の—あるにもせよ、国人概して、死守の志あり」〈竜渓・経国美談〉 2 親族。一族。類親。 3 江戸時代、キリシタン宗を信奉した者の一族7世までをいう語。女系の場合は4世まで。
るい‐だい【類題】
1 類似の問題。同じ種類の問題。「過去の入試の—を集めたテキスト」 2 和歌・連歌・俳句などを、同じ種類の題や季題によって分類したもの。また、その歌集や句集。
るいだいわかしゅう【類題和歌集】
江戸中期の歌集。31巻。後水尾天皇の勅撰。元禄16年(1703)刊。二十一代集以下の家集・歌合(うたあわせ)などから集めた1万二千余首を、四季・恋・雑などの類題に分けて編集したもの。
るい‐とも【類友】
俗に、「類は友を呼ぶ」の略。
るい‐どう【類同】
[名・形動]似かよっていること。同じ種類であること。また、そのさま。同類。「—性」「是等の—なる諸点あるが故に」〈透谷・厭世詩家と女性〉
るい‐どう【類洞】
肝臓・脾臓・骨髄などにある特殊な毛細血管。内皮に多数の小孔がある。シヌソイド。洞様毛細血管。
類(るい)に触(ふ)・る
縁故をたどる。「都のやむごとなき所どころより、—・れて、尋ねとりて」〈源・若紫〉
類(るい)は友(とも)を呼(よ)ぶ
気の合った者や似通った者は自然に寄り集まる。類を以(もっ)て集まる。