かえり‐み【顧み】
1 振り返って見ること。「万度(よろづたび)—しつつはろはろに別れし来れば」〈万・四四〇八〉 2 過去を振り返ること。「いと心澄めるやうにて、世に—すべくも思へらず」〈源・帚木〉 3 気に掛ける...
顧(かえり)みて他(た)を言(い)う
《「孟子」梁恵王下から》答えに窮して、あたりを見回して本題とは別のことを言ってごまかす。
かえりみられない‐ねったいびょう【顧みられない熱帯病】
熱帯地域の貧困層を中心に蔓延している、寄生虫や細菌・ウイルスによる感染症。世界保健機関(WHO)がシャーガス病・リーシュマニア症・デング熱・ハンセン病など17の疾患を指定している。先進国ではほと...
かえり・みる【顧みる】
[動マ上一][文][マ上一] 1 過ぎ去った事を思い起こす。回顧する。「半生を—・みる」 2 心にとどめ考える。気にかける。「妻子を—・みない」 3 振り返って見る。「後方を—・みる」