へい‐ふう【弊風】
悪い風俗や習慣。悪習。「政界の—を一新する」
ほう‐ぞく【邦俗】
国の風俗・習慣。国風。
ほくえつせっぷ【北越雪譜】
江戸後期の随筆。2編7巻。鈴木牧之(すずきぼくし)著。天保8〜13年(1837〜1842)刊。越後の雪の観察記録を中心に、雪国の風俗・習慣などを記述。
ホスト‐クラブ
《(和)host+club》男性の接客係が、女性客の相手をつとめる風俗営業店。
ぼくはさんぽとざつがくがすき【ぼくは散歩と雑学が好き】
評論家、植草甚一によるエッセー。昭和45年(1970)刊行。米国の文化を、映画・小説・音楽・政治・風俗などの面から紹介したもの。
まかしょ
江戸時代、白頭巾(ずきん)に白衣を着け、寒参りの代行をするといって江戸市中を巡り歩いた願人(がんにん)坊主。子供に天神像を刷った紙を撒(ま)いたので、子供らが「まかしょ、まかしょ」とはやしたこ...
まかぜこいかぜ【魔風恋風】
小杉天外の小説。明治36年(1903)発表。女学生萩原初野と友人の婚約者夏本東吾をめぐる悲恋を中心に、当時の男女学生の風俗を描く。
まくあいきょうげん【幕間狂言】
《原題、(スペイン)Ocho Comedias y ocho Entremeses nuevos, nunca representados》セルバンテスの戯曲。1615年刊行の「新作戯曲八種と幕...
まざまざ‐し・い
[形][文]まざまざ・し[シク]《「まさまさしい」とも》 1 いかにも真実らしい。しらじらしい。「風俗の謬写とは…当時代にはあらざりける風習なんどを—・く物語の脚色(しくみ)に加うることなり」〈...
まち‐ふう【町風】
町家特有の風俗。町家ふう。まちのふう。「請け出すといふその日より、衣裳をもみな—に」〈浄・淀鯉〉