てっぽう‐ぶろ【鉄砲風呂】
鉄砲2を取り付けた据え風呂。
とめ‐ぶろ【留め風呂】
他人を入れず、自分だけはいる風呂。留め湯。「今宵は、身が—だ」〈浄・女楠〉
トルコ‐ぶろ【トルコ風呂】
トルコ人など回教徒の間で広く行われた入浴法。密室に熱気を充満させる乾燥浴で、発汗後にからだを洗う。 [補説]作品名別項。→トルコ風呂
トルコぶろ【トルコ風呂】
《原題、(フランス)Le Bain turc》アングルの絵画。カンバスに油彩。トンド形式とよばれる円形の作品。ハレムの裸婦を描いた晩年の傑作として知られる。パリ、ルーブル美術館所蔵。
なが‐ぶろ【長風呂】
風呂に入っている時間が長いこと。長湯。「父はいつも—だ」
ぬし‐ぶろ【塗師風呂】
漆器を乾かすための密閉した室(むろ)。
のてん‐ぶろ【野天風呂】
屋外の風呂。露天風呂。
の‐ぶろ【野風呂】
「野天風呂(のてんぶろ)」に同じ。
はこ‐むしぶろ【箱蒸(し)風呂】
蒸し風呂の一。蒸気で満ちた木箱の中の椅子に座り、箱の上面にあいた穴から頭部を出した状態で温まる。秋田県の後生掛(ごしょうがけ)温泉のものが有名。
ひがみ‐ひぶろ【日髪日風呂】
毎日髪も結いなおすし、風呂にも入ること。ひまでぜいたくな暮らしをする囲い者などをあざけっていう語。