す‐の‐こ【簀の子】
1 板や竹を、少しずつ間をあけて並べ、横板に打ちつけたもの。水はけをよくするため、流しや風呂場などに敷いて用いる。 2 簀の子張りの床または縁。 3 劇場の舞台の天井。簀の子状で、大道具や照明器...
す‐ばい【素灰】
消し炭などの混じらない灰。「—と消し炭を俵(へう)にして売るは」〈滑・浮世風呂・四〉
すみ‐すまし【済み済まし】
結末。しめくくり。始末。「おれが—を付けたから、けちりんも間違(まちげ)えはねえ」〈滑・浮世風呂・四〉
スーパー‐せんとう【スーパー銭湯】
大浴場のほかに、露天風呂・蒸し風呂・打たせ湯など各種の浴室や、休憩場・娯楽施設・外食施設などを併設した大規模な銭湯。多くは一般的な銭湯と同じか、比較的安価な入浴料で利用できる。
ずっしり
[副](スル) 1 きわめて重いさま。また、重そうなさま。ずしり。「—(と)した銅像」「その一言が—と胸にこたえた」 2 重厚で威厳のあるさま。どっしり。「—(と)構える」「—(と)した風貌」 ...
ずっぷり
[副] 1 全体が湯や水などにすっかりつかっているさま。どっぷり。「風呂に—(と)身を沈める」 2 全身が雨にぬれるさま。「にわか雨に—(と)ぬれる」 3 すっかり日が暮れるさま。とっぷり。「話...
せじ‐もの【世事者】
世辞の巧みな人。追従(ついしょう)の巧みな人。「ほんにおめえのかかさんは—だのう」〈滑・浮世風呂・二〉
せた・ぐ【虐ぐ】
[動ガ下二]《「しへたぐ」の音変化という》 1 攻めたてる。攻撃する。「必ず大国から—・ぐるぞ」〈毛詩抄・七〉 2 きつく責める。ひどい目にあわせる。「年季の腰元—・げて様子を聞くに」〈浮・娘気...
せわぜわ・し【忙忙し】
[形シク]《「せわせわし」とも》 1 非常にせわしい。「何か—・しうございまして、存じながら御無沙汰いたしました」〈滑・浮世風呂・三〉 2 せわしくて、うるさい。わずらわしい。不愉快である。「—...
ぜえ‐ろく【贅六/才六】
《「さいろく(才六)」の音変化》関東の人が上方(かみがた)の人をあざけっていう語。ぜいろく。「おめえがたの事を上方—と言ふはな」〈滑・浮世風呂・二〉