葦(あし)をふくむ雁(かり)
海を渡って遠くへ飛ぶとき、海上で羽を休めるために、枯れ葦を口にくわえていくという雁。→雁風呂(がんぶろ)
あすば・す【遊ばす】
[動サ四]《「あそばす」の音変化》 1 「する」の尊敬語。なさる。「お孫さまが痘瘡(おやく)を—・したさうでございますね」〈滑・浮世風呂・三〉 2 (補助動詞)動詞の連用形に接頭語「お」の付いた...
あずまっ‐こ【東っ子】
東国の男子。江戸っ子。江戸の町人が自負していう語。「これんばかしもいざあ言ったことのねえ—だ」〈滑・浮世風呂・前〉
汗(あせ)を流(なが)・す
1 一生懸命に身体を動かす。労苦をいとわず働く。「被災者救護に—・す」 2 湯や水を浴びて汗を洗い落とす。「一風呂浴びて—・す」
あたたま・る【暖まる/温まる】
[動ラ五(四)] 1 熱を受けて程よい温度になる。あったまる。「風呂に入って—・る」「スープが—・る」 2 (温まる)心が満ち足りてほのぼのと和やかになる。「心の—・る言葉」 3 (暖まる)金回...
あったま・る【暖まる/温まる】
[動ラ五(四)]「あたたまる」に同じ。「風呂でよく—・る」
あつ‐ゆ【熱湯】
普通よりも熱めにわかした風呂。
あと‐へん【足偏】
1 ⇒あしへん 2 《「跡」が足偏であるところから》 ㋐あとの祭り。手遅れ。「残暑の桃湯(=アセモヲ防グ湯)—なるべし」〈滑・浮世風呂・二〉 ㋑以前。過去。「昔はものを思はざりけり。せんぐりせん...
あばれ‐ぐい【暴れ食ひ】
むやみに食うこと。暴食。「寒(さぶ)いからぶっかけを食ひてえのと、さんざっぱら—をして」〈滑・浮世風呂・二〉
あ・びる【浴びる】
[動バ上一][文]あ・ぶ[バ上二] 1 上から注がれた物を身に受ける。 ㋐水・湯などを勢いよくからだに受ける。「シャワーを—・びる」「ひと風呂—・びる」「—・びるほど酒を飲む」 ㋑細かいものや光...