ねん‐き【年季】
1 奉公する約束の年限。「—が明ける」 2 「年季奉公」の略。「あれは久しく—に置きましたが」〈滑・浮世風呂・三〉
のてん‐ぶろ【野天風呂】
屋外の風呂。露天風呂。
のに
[接助]《準体助詞「の」+接続助詞「に」から》活用語の連体形に付く。内容的に対立する二つの事柄を、意外・不服の気持ちを込めてつなげる意を表す。「東京は晴れな—大阪は雨だ」「十分言い聞かせた—理...
の‐ぶろ【野風呂】
「野天風呂(のてんぶろ)」に同じ。
はか
[係助]《「ほか(外)」の音変化。近世上方語》名詞、種々の助詞に付く。下に打消しの語を伴って、ある事柄・状態に限定する意を表す。…だけ。…きり。…しか。「張り合はして見ると二十五年に—ならんわい...
はき‐か・える【履(き)替える】
[動ア下一][文]はきか・ふ[ハ下二] 1 履物やズボンなどを別のものに替える。「濡れた靴下を—・える」 2 まちがって人の履物を履く。はきまちがえる。「おれが草履は長刀(なぎなた)だらうが鑓だ...
は・ける【捌ける】
[動カ下一][文]は・く[カ下二] 1 水などがとどこおらずに流れる。「風呂場の水が—・けない」 2 品物などがよく売れる。さばける。「広告の商品が一時間で—・けてしまった」
はこ‐むしぶろ【箱蒸(し)風呂】
蒸し風呂の一。蒸気で満ちた木箱の中の椅子に座り、箱の上面にあいた穴から頭部を出した状態で温まる。秋田県の後生掛(ごしょうがけ)温泉のものが有名。
はずみ【弾み/勢み】
1 はずむこと。勢いよくはね返ること。「ボールの—が悪い」 2 勢いがつくこと。調子づいて活気を帯びること。また、その勢い・活気。「仕事に—がつく」 3 そのときの思いがけない勢い。その場のなり...
はつ‐こうしん【初庚申】
その年最初の庚申(かのえさる)の日。帝釈天(たいしゃくてん)の最初の縁日で、各地の帝釈天を祭る寺や庚申堂に参詣する。初帝釈。《季 新年》「梅が香や—の背戸の風呂/蓼太」