うちくい
沖縄の八重山諸島などで使われる伝統的な大判の布。風呂敷のようにものを包むほか、女性が頭にかぶるなどして使われる。
うち‐ぶろ【内風呂】
1 建物の内に設けてある風呂。 2 個人の家にある風呂。内湯。⇔外風呂。
うち‐ゆ【内湯】
1 温泉場の旅館で、館内に湯を引いて作った浴場。⇔総湯(そうゆ)。 2 「内風呂(うちぶろ)2」に同じ。
うつり【移り/遷り】
1 人の住所などが変わること。移転。転居。「郊外にお—の由」「都—」 2 火事などが他に伝わること。「火の—が早い」 3 (多く「おうつり」の形で)贈り物の入っていた先方の器や風呂敷にお礼のしる...
うな‐うな
《「うな」は「うぬ(汝)は」の音変化》「うな」と言ってしかることをいう幼児語。めっ。「憎い母(おっかあ)めだの。—をしてやらう」〈滑・浮世風呂・前〉
うぽっぽ
[形動]《近世江戸語》うかうかと遊び回るさま。のんきなさま。うぽうぽ。「おのしがやうに、—で遊んで歩く者は、また一人とありゃあしねえ」〈滑・浮世風呂・前〉
うまれ‐おち【生まれ落ち】
生まれた時。「江戸っ子の有難さには、—から死ぬまで、生まれた土地を一寸も離れねえよ」〈滑・浮世風呂・二〉
うまれ‐だち【生まれ立ち】
1 生まれてすぐのころ。「—から親はない」〈浄・油地獄〉 2 生まれながらにもっている性質。生まれつき。天性。「—の悪(わり)い野郎なら、おぽっぽで遊びあるいて」〈滑・浮世風呂・二〉
う・める【埋める】
[動マ下一][文]う・む[マ下二] 1 ある部分・範囲を物でふさぐ。 ㋐くぼんでいるところに物を詰めて、くぼみをなくす。「城の堀を—・める」 ㋑穴などに物を入れ、上に何かをかぶせて見えなくする。...
うるし‐むろ【漆室】
漆を塗った器物を入れて乾燥させる室。漆風呂(うるしぶろ)。