いずものくにふどき【出雲国風土記】
奈良時代の地誌。1巻。出雲臣広島編。和銅6年(713)の詔により撰進された風土記の一つで、天平5年(733)成立。出雲地方の地勢・地名・物産・伝説などを記す。現存風土記中唯一の完本。出雲風土記。
かずさふどき【上総風土記】
村上元三の小説。昭和15年(1940)発表。同年、第12回直木賞受賞。
きいぞくふどき【紀伊続風土記】
紀伊国の地誌。文化3年(1806)、江戸幕府の命により、紀州藩が藩内学者に編ませたもの。儒学者、仁井田好古を主任とし、仁井田長群・本居内遠・加納諸平などが編纂(へんさん)に携わり、天保10年(1...
こ‐ふどき【古風土記】
和銅6年(713)の元明天皇の詔によって編集された諸国の風土記。後世のものと区別していう語。→風土記
はりまふどき【播磨風土記】
奈良時代の播磨国の地誌。1巻。和銅6年(713)の詔により撰進された風土記の一。播磨国風土記。
ひぜんふどき【肥前風土記】
奈良時代の肥前国の地誌。1巻。和銅6年(713)の詔により撰進された風土記の一。肥前国風土記。
ひたちふどき【常陸風土記】
奈良時代の常陸国の地誌。1巻。和銅6年(713)の詔により撰進された風土記の一。養老年間(717〜724)に撰進。11郡中9郡の記事が残っている。常陸国風土記。
ふうど‐き【風土記】
⇒ふどき(風土記)
ふど‐き【風土記】
地方別にその風土・文化その他について記した書物。
奈良時代の地誌。和銅6年(713)元明天皇の詔により、諸国の産物・地形・古伝説や地名の由来などを記して撰進させたもの。現存するのは、完本の出...
ぶんごふどき【豊後風土記】
奈良時代の豊後国の地誌。1巻。和銅6年(713)の詔により撰進された風土記の一。抄出本のみ現存。豊後国風土記。