かき‐わり【書(き)割(り)】
芝居の大道具の一。木製の枠に紙や布を張り、建物や風景などを描いて背景とするもの。いくつかに割れるところからいう。
かくちょう‐げんじつ【拡張現実】
《augmented reality》実世界から得られる知覚情報に、コンピューターで情報を補足したり、センサーによる情報を加えて強調したりする技術の総称。専用のゴーグルや機器などを通して見た現実...
かざり‐け【飾り気】
1 自分をよく見せようとして、表面を飾ろうとする気持ち。かざりっけ。「—のない言葉」 2 部屋などが飾られていること。「—のない殺風景な部屋」
カスティーリャ‐ラ‐マンチャ【Castilla La Mancha】
スペイン中部、マドリードの南東に広がる自治州。乾燥した高原地帯で、白壁の家や風車の点在する風景がみられる。州都トレドやクエンカが世界遺産。セルバンテスの小説「ドン=キホーテ」の舞台。ラ‐マンチャ。
かずさのかいじ【上総ノ海路】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。江戸木更津間を結ぶ弁才船が描かれ、風をはらんだ帆と綱の間に小さく富士山が見える。
カッサリ‐とう【カッサリ島】
《Kassari》エストニア西部、バルト海に浮かぶヒーウマー島の南部にある小島。対岸の町カイナと2本の橋で結ばれる。ヒーウマー島との間のカイナ湾はラムサール条約に登録され、同国の風景保護区に指定...
かつしか‐は【葛飾派】
1 浮世絵の流派の一。葛飾北斎を祖とする。西洋画風を加味した風景画のほか肉筆画に優れる。魚屋北渓・昇亭北寿・蹄斎北馬・応為(北斎の娘)などが出た。 2 俳諧の一流派である葛飾風のこと。
かてん‐げっち【花天月地】
花が咲いて月の明るい風景。花時の月夜の景色。
かながわおきなみうら【神奈川沖浪裏】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。現在の横浜本牧(ほんもく)沖の海上風景を描いた作品で、画面手前には大波と、波に揉まれる3隻の舟が描かれ、その後方に富士山の姿が見える。...
かれ‐さんすい【枯山水】
池や流水を用いず、石と砂で山水の風景を表現する庭園形式。室町時代に伝わった宋・明の水墨画の影響による。竜安寺(りょうあんじ)庭園などが有名。涸山水(こさんすい)。かれせんすい。こせんすい。