ねったい‐とうふう【熱帯東風】
⇒貿易風
ねっ‐ぷう【熱風】
熱気をもった風。あつい風。《季 夏》
ねはん‐にし【涅槃西風】
陰暦2月15日の涅槃会の前後に吹く風。《季 春》「舟べりに鱗の乾く—/信子」
の‐かぜ【野風】
野原を吹く風。
のき‐からはふ【軒唐破風】
軒先の一部に装飾用につけられた唐破風。主に玄関部分につける。
のわき‐の‐かぜ【野分きの風】
「野分き」に同じ。「夜すがらの—の跡見ればすゑふす萩に花ぞまれなる」〈玉葉集・秋上〉
はい‐ふう【俳風/誹風】
俳諧の流儀・風体(ふうてい)。俳句の作風。「蕉門(しょうもん)の—」
はえ【南風】
(西日本一帯で)南または南寄りの風のこと。《季 夏》
は‐かぜ【羽風】
1 鳥や虫が羽を動かすときに起きる風。 2 舞う人の袖の動きが起こす風。「求子(もとめご)舞ひてかよる袖どものうち返す—に」〈源・匂宮〉
は‐かぜ【葉風】
草木の葉を動かす風。「—が立つ」