ひ‐きゃく【飛脚】
手紙・金銭・小荷物などの送達にあたった者。古代の駅馬に始まり、鎌倉時代には鎌倉・京都間に伝馬による飛脚があったが、江戸時代に特に発達。幕府公用のための継ぎ飛脚、諸藩専用の大名飛脚、民間営業の町飛...
ひきゃく‐どんや【飛脚問屋】
江戸時代、町飛脚の仕立てを業とした問屋。飛脚屋。ひきゃくどいや。
ひきゃく‐ぶね【飛脚船】
江戸時代、主要な港湾にあって官民を問わず急ぎの用に応じた小船。ひきゃくせん。
ひきゃく‐や【飛脚屋】
1 飛脚を職業とする人。 2 「飛脚問屋」に同じ。
ひ‐きゅう【飛球】
飛んでいく打球。高く打ち上げたボール。フライ。
ひ‐きょり【飛距離】
1 野球・ゴルフなどで、打ったボールの飛んだ距離。 2 スキーのジャンプ競技で、ジャンプ台を踏み切ってから着地するまでの距離。
ひ‐きん【飛禽】
飛びまわる鳥。飛鳥。「走獣—」
ひ‐ぎょう【飛行】
[名](スル)仏語。六神通(じんずう)の一つである神足通(じんそくつう)。空中を自由自在にかけめぐること。
ひぎょう‐しゃ【飛香舎】
平安京内裏五舎の一。清涼殿の西北方にあり、中宮や女御(にょうご)の住まい。庭に藤を植えてあったので藤壺(ふじつぼ)ともいう。
ひぎょう‐の‐さんこ【飛行の三鈷】
空海が、唐から密教弘通(ぐずう)の霊地を求めて投げたところ、高野山に落ちたと伝えられる、三鈷の金剛杵(こんごうしょ)。