がき‐ぼね【餓鬼骨】
障子や襖(ふすま)などの芯(しん)とする細い粗末な骨。
餓鬼(がき)も人数(にんじゅ)
つまらない者でも、いれば、多少の効果があることのたとえ。また、取るに足りない者も多く集まれば、あなどりがたいことのたとえ。
がき‐やみ【餓鬼病み】
食物がのどを通らないで、やせ細っていく病気。また、絶えず空腹感に苦しむ病気。「干鮭(からさけ)のやうな—」〈浄・車街道〉
が‐こ【餓虎】
飢えた虎。「肉を喰い酒を飲むこと、—の餌(え)を貪るがごとし」〈逍遥・当世書生気質〉
が‐し【餓死】
[名](スル)飢えて死ぬこと。うえじに。「大飢饉で—する者が多数出た」
が‐ろう【餓狼】
飢えたオオカミ。「(眼ハ)—の如き凄じき光を帯びたり」〈蘆花・自然と人生〉