ないかくしんにん‐けつぎ【内閣信任決議】
内閣を信任するという議会の決議による意思表示。衆議院にのみ認められた議決で、野党の内閣不信任案や参議院における首相問責決議などに対抗するために用いられる。内閣信任案が可決されない場合は、日本国憲...
ないかく‐そうりだいじん【内閣総理大臣】
内閣の首長である国務大臣。国会議員の中から国会の議決によって指名され、天皇により任命される。内閣を組織し、閣議の主宰、行政各部の指揮・監督を行うほか、内閣府の長として所管の事務を担当する。首相。...
ないかくそうりだいじん‐ほさかん【内閣総理大臣補佐官】
内閣の重要政策について内閣総理大臣に進言・意見具申する特別職の国家公務員。内閣官房に最大5人まで置くことができる。平成8年(1996)制度化。首相補佐官。
ないせい‐こん【内政懇】
《「内政懇談」の略。新聞・放送業界の用語》外国訪問中の首相や大臣、政党の首脳が、出先で同行記者団と国内政治について懇談する会。記者会見に準ずるという。
ながた‐ちょう【永田町】
東京都千代田区の地名。皇居の南西に位置する。国会議事堂・国会図書館・首相官邸などがあり、国政の中心地。 (にあるところから)日本の政界を漠然と指していう語。「解散総選挙の気運が—で高まっている」
なのか‐かい【七日会】
自由民主党にあった派閥の一。田中派。昭和47年(1972)に田中角栄らが佐藤派から独立して結成した。名の由来は田中の首相就任が同年7月7日だったことによる。→木曜クラブ
にこ‐ぽん
《にこにこして、相手の肩をぽんとたたくことから》親しそうに応対して相手を懐柔すること。もと、明治後期の首相、桂太郎の巧みな政党懐柔策を評した語。
にしはら‐しゃっかん【西原借款】
第一次大戦中、寺内内閣が北京の軍閥の段祺瑞(だんきずい)に供与した1億4500万円の借款。首相の私設秘書西原亀三が担当した。段派の権力失墜により回収不能となり、内外の非難を浴びた。
にっかん‐パートナーシップせんげん【日韓パートナーシップ宣言】
《「日韓共同宣言 21世紀に向けた新たな日韓パートナーシップ」の通称》日本と韓国の友好協力関係の発展を目指した共同宣言。平成10年(1998)に日本の首相小渕恵三と韓国大統領金大中が会談後に発表...
にっぽんのひげき【日本の悲劇】
亀井文夫監督によるドキュメンタリー映画の題名。副題は「自由の声」。過去のニュース映像を再編集し、戦時中の日本を批判的に振り返る作品。ナレーション、丸山章治。昭和21年(1946)に公開されるが、...