いっせん‐ぎり【一銭切り】
戦国時代の軍律にみられる死刑の一。たとえ1銭でも盗んだ者は首を切られるからとも、首の切り口の形が銭に似ているからともいう。「みだりがはしき輩(ともがら)あらば、—と御定めあって」〈信長記・一〉
いっちゅう‐じ【一柱寺】
《Chua Mot Cot》ベトナムの首都ハノイの市街中心部にある仏教寺院。霊沼池という池に立つ一本の太い柱の上に仏堂が載る。1049年、李朝の太宗により池に咲く蓮の花に見立てて建立された。
イッテルビー【Ytterby】
スウェーデンの首都ストックホルムの北東郊にある村。18世紀後半より採石場が開かれた。イットリウム、イッテルビウム、エルビウム、テルビウム(すべてイッテルビーの地名にちなんで命名)、ガドリニウム、...
いっぱい‐びらき【一杯開き】
帆船が、逆風のときに船首を風の方向にむけて航行すること。詰(つ)め開き。
いっぱん‐しつぎ【一般質疑】
議員が内閣や首長などの執行機関に対し、議会に提出した議案について、疑問点や不明点を問い質すこと。→一般質問
いっぱん‐しつもん【一般質問】
議員が内閣や首長などの執行機関に対し、行政全般にわたる施策の状況や方針などについて説明・報告を求めること。→一般質疑
イップス【yips】
緊張や不安などによって、それまでスムーズにできていた動作が思い通りにできなくなる運動障害。スポーツや楽器の演奏など、腕・手首・指先を精密に使う場面で起こることが多い。
いっぷん‐の‐いえ【一分の家】
《Dům U Minuty》チェコ共和国の首都プラハの中心部、旧市街広場にある建物。旧市庁舎に隣接する。15世紀にゴシック式で建造。16世紀に改築され、同国におけるルネサンス式集合住宅の典型的な...
いつのことわき【稜威言別】
記紀歌謡の注釈書。10巻・目安1巻。橘守部(たちばなもりべ)著。嘉永3年〜明治27年(1850〜1894)刊。記紀の歌謡183首を、年代順・天皇代別に分類し、詳しい注釈を加えたもの。
いなか‐だいじん【田舎大尽】
1 田舎の金持ち。 2 田舎から出てきて、遊里などで豪遊する者。「或は—の珍客、或は一わけありて首尾したる初度の祝儀などは」〈色道大鏡・二〉