なじみ‐ぶか・い【馴染み深い】
[形][文]なじみぶか・し[ク]長い間なれ親しんでいる。深くなじんでいてよく知っている。「—・い味」
なじ・む【馴染む】
[動マ五(四)] 1 人になれて親しくなる。また、物事や場所になれて親しみをもつ。「都会の生活に—・む」「土地の言葉に—・む」 2 味わいや調子などが一つに溶けあう。ほどよく調和する。「家風に—...
なら・う【習う/慣らう/馴らう】
[動ワ五(ハ四)] 1 教わったことを繰り返し練習して身につける。けいこする。「夜ふけに一人でダンスのステップを—・う」 2 知識や技術などの教えを受ける。教わる。学ぶ。「父から将棋を—・う」「...
ならし【慣らし/馴らし】
1 ならすこと。なれるようにすること。「足—」「—に一矢づつ射て見候はん」〈太平記・一七〉 2 習慣。慣習。しきたり。ならわし。「水はまづすみかはるとも円居(まとゐ)ゐる今日の—はいつか絶ゆべき...
なら・す【慣らす/馴らす】
[動サ五(四)] 1 ある状態・環境になれさせる。少しずつ何度も試みて、そのことが当然のことになるようにする。また、うまくやれるかどうか前もって調子をためしたり整えたりする。なじませる。順応させ...
ならわ・す【習わす/慣わす】
[動サ五(四)] 1 学ばせる。習わせる。「英会話を—・す」 2 習慣づける。慣れさせる。「深き山住みせむにも、かくて身を—・したらむは、こよなう心澄みぬべきわざなりけり」〈源・幻〉 3 こらし...
な・る【慣る/馴る】
[動ラ下二]「な(慣)れる」の文語形。
なれ【慣れ/馴れ】
慣れること。習熟。習慣。「—からくる油断」「場—」
なれ‐あい【馴れ合い】
1 ひそかに通じ合い、ぐるになって事を運ぶこと。「—の勝負」 2 「馴れ合い夫婦」の略。
なれあい‐かいさん【馴れ合い解散】
与党と野党の打ち合わせ通りに衆議院を解散すること。昭和23年(1948)10月に成立した第2次吉田内閣は総選挙により政権基盤を確立しようとして野党と打ち合わせ、12月23日野党が内閣不信任案を提...