だ‐ごえ【駄肥】
緑肥・堆肥(たいひ)・厩肥(きゅうひ)など、金銭のかからない肥料。
だ‐さく【駄作】
出来の悪い作品。取るに足りない作品。
だ‐ざけ【駄酒】
味や質のよくない酒。「—でもうちくらって、唐辛子をかっ噛(かじ)り」〈浄・五枚羽子板〉
だ‐じゃれ【駄洒落】
へたなしゃれ。くだらないしゃれ。「—を飛ばす」
だだ【駄駄】
子供などが甘えてわがままを言うこと。「—を言う」 [補説]「駄駄」は当て字。「じだんだ(地団駄)」の音変化とも「嫌だ嫌だ」の略からともいう。
だだっ‐こ【駄駄っ子/駄駄っ児】
だだをこねる子供。ききわけのない子供。
だだら‐あそび【駄駄羅遊び】
遊里で、金銭を浪費して遊ぶこと。転じて、無意味な遊び。
だだら‐だいじん【駄駄羅大尽】
遊里で、金銭を湯水のように使って豪遊する客。「身はこの廓(さと)へ通ひつめ、当世—と、人に知られて」〈伎・浮世柄比翼稲妻〉
駄駄(だだ)を捏(こ)・ねる
子供などが甘えて無理やわがままを言う。「買ってほしさに—・ねる」
だ‐ちん【駄賃】
1 駄馬による運送の料金。転じて、品物の運送料。 2 使い走りなどの簡単な雑用に対して与える金品。「おつかいの—」