雁(がん)が飛(と)べば石亀(いしがめ)も地団駄(じだんだ)
自分の分際も考えないで、むやみに人まねをしようとすること。
き‐せった【木雪駄】
草履の裏に、横に割れ目を入れた厚い板をつけた履物。
きろくだ【木六駄】
狂言。太郎冠者(たろうかじゃ)が、伯父の家に木と炭を六駄ずつ運ぶ途中で酒を飲み、酔った勢いで木の六駄を茶屋の亭主に与えてしまい、いい気持ちで伯父を訪ねてしかられる。
げ‐た【下駄】
1 木をくりぬき、歯を作りつけにし、台部に三つの穴をあけて鼻緒をすげた履物。歯はふつう2本で、別の材を差し込むものもある。 2 活字印刷の校正刷りで、必要な活字がないときに活字を裏返して入れる伏...
げんろく‐げた【元禄下駄】
楕円形で、ばら緒をすげた男物の日和(ひより)下駄。通人が用いた。
こっぽり‐げた【こっぽり下駄】
《歩くときの音から》裏をくりぬいてある女児用の塗り下駄。ぽっくり。こっぽり。
こ‐にだ【小荷駄】
1 馬に負わせる荷物。 2 室町時代、兵糧・武器を戦場に運ぶ駄馬隊。また、その荷や馬。
こま‐げた【駒下駄】
台も歯も一つの材を刳(く)って作った下駄。
ごめん‐げた【御免下駄】
宮中で雨天の際、特に履くことを許された畳付きの楕円形の駒下駄。宮中での履物は草履に限られていたところからいう。
さし‐げた【差(し)下駄】
差し歯の下駄。