かき‐さぐ・る【掻き探る】
[動ラ四]手探りでさがし求める。「夢の逢ひは苦しかりけり驚きて—・れども手にも触れねば」〈万・七四一〉
雷(かみなり)に打(う)たれたよう
強い驚きや感動などを受けるさま。「—な衝撃」
かんたん‐ふ【感嘆符】
感動・興奮・強調・驚きなどの感情を表す「!」の符号。主に文末に用いる。元来は欧文の記述記号。エクスクラメーションマーク。俗に、びっくりマークともいう。→疑問符
我(が)を折(お)・る
1 自分の考えを押し通すことをやめて、他人の意見に従う。譲歩する。 2 驚きあきれる。閉口する。「是は我の折れた穿鑿(せんさく)」〈浮・曲三味線・四〉
顔色(がんしょく)無(な)し
《白居易「長恨歌」から》恐れや驚きのために顔色が青くなるさま。完全に圧倒されて手も足も出ないさま。「完璧な答えには試験官も—だ」 [補説]この意味で「かおいろなし」と読むのは誤り。
き【悸】
[音]キ(漢) [訓]おそれる 驚きと恐れのために、心臓がどきどきする。「心悸・動悸」
き‐じゃく【気癪】
《「きしゃく」とも》心配や驚きのために起こす癪。「一昨年の大地震、わしは—で床につき」〈浄・氷の朔日〉
肝(きも)を冷(ひ)や・す
驚き恐れて、ひやりとする。
きゃあ
[感]女性や子供が、驚きや恐怖で発する語。「—と悲鳴を上げる」
きょう‐い【驚異】
驚き不思議がること。また、驚くほど素晴らしい事柄や現象。「—の目をみはる」「宇宙の—」