した‐ぶり【舌風/舌振り】
1 物の言い方。話しぶり。「—、いと物さはやかなり」〈源・行幸〉 2 驚きや恐れから舌を震わせること。舌振るい。「東国の兵(つはもの)是を見て、—して進まざりければ」〈盛衰記・三五〉
舌(した)を振(ふ)・る
非常に驚き恐れる。舌を振るう。「—・ってぞ威(を)ぢ合ひける」〈盛衰記・五〉
しょう‐きょう【惝怳】
[名](スル) 1 驚きのあまり、ぼんやりすること。心を奪われること。 2 がっかりすること。失望すること。「そんなに憧憬したり—したり」〈漱石・吾輩は猫である〉
しょう‐こん【消魂/銷魂】
1 驚きや悲しみのあまり、気力を失うこと。「彼(かの)—も、此(この)怨恨も」〈蘆花・不如帰〉 2 我を忘れて物事にふけること。
しょく‐ぜん【色然】
[ト・タル][文][形動タリ]驚きや怒りで顔色を変えるさま。「—として曰く」〈織田訳・花柳春話〉
心臓(しんぞう)に悪(わる)・い
強い驚きや恐怖、不安などを感じるさま。動悸(どうき)がして落ち着かないさま。「—・い冗談はやめてくれ」
じょう‐どう【情動】
恐怖・驚き・怒り・悲しみ・喜びなどの感情で、急激で一時的なもの。情緒。
ジーザス【Jesus】
[名]イエス=キリストのこと。 [感]驚きや失望、恐れなどの気持ちを表す語。ちくしょう。なんてこった。
すく・む【竦む】
[動マ五(四)] 1 驚きや恐れ、極度の緊張などのためにからだがこわばって動かなくなる。「断崖絶壁の上に立って足が—・む」 2 からだが小さくなる。「恥ずかしさのあまり身が—・む」 3 態度が...
せいマタイとてんし【聖マタイと天使】
《原題、(イタリア)San Matteo e l'angelo》カラバッジョの絵画。カンバスに油彩。頭上に天使が現れ、驚きの表情を浮かべる聖マタイを描く。「聖マタイの召命」「聖マタイの殉教」とと...