こつばんぶ‐ないぞう【骨盤部内臓】
⇒骨盤内臓
こつ‐ひろい【骨拾い】
「骨揚(こつあ)げ」に同じ。
こつ‐ぶつ【骨仏】
寺に納められた遺骨を集めて粉にし、セメントで固めて作った仏像。 [補説]各地にあるが、大阪市天王寺区にある一心寺の阿弥陀像が有名。ほぼ10年ごとに造られる。最初の一体は明治20年(1887)に造立。
こつ‐ぼとけ【骨仏】
1 遺骨。また、死人。「正月二日の—とはなりぬ」〈浮・男色大鑑・七〉 2 人をののしっていう語。「やあ、広言なる—」〈浄・妹背山〉
こつ‐まく【骨膜】
硬骨の表面を覆う結合組織の膜。外層は血管に富み、内層に造骨細胞があって、骨の保護・栄養・成長・再生をつかさどる。
こつまく‐えん【骨膜炎】
骨膜に起こる炎症の総称。多くは化膿菌(かのうきん)によって起こる。
こつ‐みつど【骨密度】
骨の強度を表す指標の一。一定容積の骨に含まれるカルシウム・マグネシウムなどのミネラル成分の量。骨量。骨塩定量。骨塩量。BMD(bone mineral density)。 [補説]一度失われた骨...
こつ‐めいろ【骨迷路】
内耳を構成する、複雑な形をした骨質の空洞。前庭・骨半規管・蝸牛殻(かぎゅうかく)からなり、内側にほぼ同形の膜迷路が納まる。骨性迷路。
こつ‐めんえきがく【骨免疫学】
骨と免疫系の相互作用についての研究する医学の一分野。自己免疫応答の異常が原因となる関節リウマチや骨髄内の免疫細胞に起因する各種疾患などの治療に向けた基礎・臨床研究などを指す。
こつ‐ゆ【骨油】
牛骨などの油脂から脂肪を除いて製した液状油。石鹸(せっけん)・ろうそくなどの原料とする。ほねあぶら。