し‐ずい【歯髄】
歯髄腔を満たしている線維性の結合組織。血管・リンパ管・神経に富み、歯の栄養をつかさどる。
しゃかいしゅぎしんずい【社会主義神髄】
評論。幸徳秋水著。明治36年(1903)刊。科学的社会主義の理論と運動を紹介したもので、明治期社会主義の理論的礎石となった。
しゃしゅつ‐ずい【射出髄】
植物の、放射組織。
しょうせつしんずい【小説神髄】
坪内逍遥の文学理論書。2巻。明治18〜19年(1885〜1886)刊。近代文学最初の組織的文学論。心理観察と客観的態度の尊重を説いた。
しん‐ずい【心髄】
1 中心にある髄。 2 物事の中心となる最も大事なところ。中枢。 3 心の中。心底。
しん‐ずい【神髄/真髄】
そのものの本質。その道の奥義。「芸道の—を究める」
ずい【髄】
1 動物の骨の中心にある黄色の柔らかい造血組織。骨髄。 2 植物の茎の中心部の、維管束に囲まれ、柔組織からなる部分。 3 物事の中心。要所。奥義。神髄。「竟(つい)には事実の—を亡(うしな)い」...
ずい【髄〔髓〕】
[常用漢字] [音]ズイ(慣) 1 骨の中心の軟らかい部分。「髄液/骨髄」 2 中枢神経組織。「髄膜/脊髄(せきずい)・脳髄」 3 物事の中心。「心髄・神髄・精髄」 [名のり]すね・なか
ずん【髄】
《「ずい」の音変化》物事の中心。まんなか。「虎の—にさし当て」〈浄・反魂香〉
せい‐ずい【精髄】
物事の本質をなす最も重要な部分。「和歌の—を究める」