あがり‐うま【上がり馬/騰馬】
前足を上げて跳ねる癖のある馬。暴れ馬。跳ね馬。駻馬(かんば)。「兼時は宮城(みやぎ)といふ高名の—にぞ乗りたりける」〈今昔・二三・二六〉
いち‐ご【一期】
1 生まれてから死ぬまで。一生。一生涯。「五十一歳を—として…静に息を引きとろうとしていた」〈芥川・枯野抄〉 2 死に際した時。臨終。最期(さいご)。「—に臨んで」 3 一生に一度しかないような...
いち‐の‐ふで【一の筆】
一番目に記載されること。戦場で一番首を取ったことを記録する首帳(くびちょう)や奉加帳などに第一に書き記すこと。筆頭。第一。「不覚とも高名とも沙汰の限りとて、—にぞ付けられける」〈義経記・四〉
お‐めどおり【御目通り】
[名](スル) 1 貴人にお目にかかること。拝謁。「—がかなう」「大統領に—する」 2 貴人の面前。「天晴(あっぱれ)御馬のさきに立ち、—にて高名感状取るべき」〈浮・武家義理・三〉
かた‐じ【片字】
1 名前の中の一字。片名。「先輩高名の女郎の—をとり、新造の女郎にあやからしめん」〈色道大鏡・一一〉 2 書道で、字画の一部を省略して略字としたもの。
かん‐らん【奸濫/姦濫】
よこしまで、みだらなこと。「政府の為に武夫の—を抑え其高名心を制したれども」〈田口・日本開化小史〉
かんりん‐いん【翰林院】
1 中国で、唐の玄宗の時代以来、高名な儒学者・学士を召し、詔勅の起草などに当たらせた役所。清朝では国史の編纂(へんさん)、経書の侍講などを主に担当した。 2 ⇒アカデミー1
きき‐およ・ぶ【聞(き)及ぶ】
[動バ五(四)]人づてに聞いて知っている。前々から聞いている。「ご高名はかねがね—・んでおります」
こう‐みょう【高名】
[名・形動] 1 「こうめい(高名)1」に同じ。 2 手柄を立てること。特に、戦場での手柄。武功。功名。「この人一期の—とおぼえし事は」〈平家・四〉
ご‐こうめい【御高名】
「高名2」に同じ。