たか‐くら【高座】
一段高く設けた座席。天皇の玉座などの類。こうざ。
たかくら‐どおり【高倉通り】
京都市街地を南北に走る道路の呼び名。北の丸太町通りから南の八条通りに至る。途中、渉成園(枳殻(きこく)邸)で中断。全長約3.5キロ。平安京の高倉小路にあたる。
たかくら‐の【高座の】
[枕]高座の上に御蓋(みかさ)がつるされるところから、「みかさ」にかかる。「—三笠(みかさ)の山に鳴く鳥のやめば継がるる恋もするかも」〈万・三七三〉
たかくら‐りゅう【高倉流】
衣紋(えもん)の流派。室町時代から高倉家がその流儀によって公家の装束の着付けに携わり、のちに公家・武家の装束調進にも当たった。→山科流
たか‐ぐもり【高曇(り)】
空の高いところに一面に雲がかかって、曇っていること。雲量が9以上で、高層雲・高積雲が他の雲よりも多い場合をいったが、現在の気象観測では使用しない。
たか‐げた【高下駄】
歯の高い下駄。歯は差し歯で、磨り減ると差し替える。→足駄(あしだ)
たか‐ごえ【高声】
張り上げた声。大声。「—を出す」「—でわめき立てる」
たか‐ごし【高腰】
腰を高くして、からだをかがめないこと。
高腰(たかごし)を掛(か)・く
いばって腰掛ける。傲慢(ごうまん)な態度をとる。「某に一礼もぬかさいで、—・けて」〈虎明狂・犬山伏〉
たか‐さ【高さ】
1 高いこと。また、その度合い。「—を測る」「天井の—まで積み上げる」 2 図形の上下の長さ。三角形の頂点から底辺に垂直におろした線の長さなど。