たかさご【高砂】
兵庫県南部の市。加古川河口にあり、播磨灘(はりまなだ)に面する。重化学工業が盛ん。人口9.4万(2010)。→高砂神社 謡曲。脇能物。世阿弥作。阿蘇(あそ)の神官が高砂の浦へ来ると、住吉(す...
たか‐さご【高砂】
1 フエダイ科の海水魚。全長約30センチ。体は長楕円形で、青みがかった背に2本の黄色縦帯がある。本州南部・東南アジア・インド洋に分布。食用。ぐるくん。 2 結婚披露宴で、新郎・新婦の座る席。謡曲...
たかさご‐し【高砂市】
⇒高砂
たかさご‐じんじゃ【高砂神社】
兵庫県高砂市にある神社。祭神は須佐之男命(すさのおのみこと)・櫛名田比売命(くしなだひめのみこと)・大己貴命(おおなむちのみこと)。境内に、謡曲「高砂」で有名な相生(あいおい)の松がある。俗称、...
たかさご‐そう【高砂草】
キク科の多年草。日当たりのよい野原に生え、高さ約30センチ。葉は羽状に裂け、初夏、周囲が淡紫色で中央が白色の花を開く。
たかさご‐ぞく【高砂族】
台湾に住む高山族に対する日本統治期の呼称。
たかさご‐だい【高砂台】
州浜(すはま)形の台に相生(あいおい)の松を立て、その下に尉(じょう)と姥(うば)の人形を立てた飾り物。
たかさご‐の【高砂の】
[枕]高砂の地が松と尾上(おのえ)の鐘で名高いところから、「まつ」「尾上」にかかる。「—まつといひつつ年を経て変はらぬ色と聞かば頼まむ」〈後撰・恋四〉
たかさご‐の‐まつ【高砂の松】
兵庫県高砂市、高砂神社境内にある、黒松と赤松とが基部で合した相生(あいおい)の松。現在のものは5代目。
たかさご‐ゆり【高砂百合】
ユリ科の多年草。葉は線形で、密に互生。夏、テッポウユリに似た白い花をつける。種子から容易に発芽し、観賞用。台湾の原産。