いら‐たか【苛高/刺高】
《「いらだか」とも》 1 角だってごつごつしていること。「—の老木にそひて」〈泣菫・零余子〉 2 「苛高数珠」の略。「持ったる—、知盛の首にひらりと投げかくれば」〈浄・千本桜〉
いろ‐だか【色高】
江戸時代の雑税の一。クワ・コウゾ・ウルシなどの栽培によって、田畑以外の山野・河海などからの収益があるとき、これを高に算定して村高に組み入れたもの。
うち‐だか【内高】
江戸時代、幕府公認の石高に対して、実質上の石高。藩独自の検地に基づき、実際に年貢を課する対象とした石高。⇔表高(おもてだか)。
うみ‐だか【海高】
江戸時代、漁業の収穫を石高(こくだか)に換算して表したもの。また、それに対して課した税。実施されたのは少数の漁村であった。海石(うみこく)。
うりあげ‐だか【売上高】
商品・製品などを販売することによって得た金額。売り上げ。
うり‐だか【売(り)高】
売った商品の数量。また、その金額の総計。売上高。
うれ‐だか【売れ高】
売れた商品の数量。また、その金額。
うん‐こう【雲高】
地上から雲底までの高さ。
えい‐だか【永高】
室町時代、永楽銭を基準として算定した年貢の収納高。
えん‐だか【円高】
外国為替相場で、円貨が外国通貨に対して相対的に価値が高いこと。⇔円安。