ふぐ‐と【河豚魚】
《「ふくと」とも》「ふぐ」に同じ。
ふじやま‐の‐とびうお【富士山の飛魚】
古橋広之進を称賛していう呼び名。 [補説]1949年(昭和24)の全米選手権で活躍した古橋を、米国のマスコミがFlying Fish of Fujiyamaと呼んだことから。
釜中(ふちゅう)の魚(うお)
《「資治通鑑」漢紀から》まもなく煮られようとしている釜の中の魚。死が迫っていることをいう語。魚(うお)の釜中に遊ぶが如し。
べんてん‐うお【弁天魚】
スズキ目シマガツオ科の海水魚。全長約40センチ。体は銀白色、長楕円形で側扁(そくへん)する。背びれと尻びれは黒色で、きわめて大きい。日本近海の深海にすむが生態には不明な点が多い。
ほう‐ぎょ【鮑魚】
塩漬けにした魚。また、その臭いもの。
ほう‐ぼう【魴鮄/竹麦魚】
カサゴ目ホウボウ科の海水魚。沿岸の海底にすみ、全長約40センチ。頭部が大きく、体は朱紅色。胸びれは大きく、内側は青緑色をし、前部の軟条3本が遊離しており、これで海底を歩行しながら餌の小エビなどを...
ほし‐うお【干(し)魚/乾し魚】
魚のひもの。干しざかな。ひうお。
ほてい‐うお【布袋魚】
ダンゴウオ科の海水魚。体長約30センチ。体は長卵形で、褐色に黒の斑紋がある。北太平洋に広く分布。日本では島根・神奈川以北でみられ、北海道・東北地方で「ごっこ」とよび、鍋の具などにする。
ま‐かじき【真梶木/真旗魚】
スズキ目マカジキ科の海水魚。全長約3メートル。体は側扁し、黒紫青色の地に青色の横帯が十数本走る。太平洋の温帯から亜熱帯にかけて分布。刺身などにする。かじき。
ま‐だこ【真蛸/真章魚】
マダコ科のタコ。沿岸の岩場などにすみ、全長約60センチ。8本の腕は長さがほぼ等しく、体色は紫褐色であるが周囲の色によって変化する。食用。