さば【鯖】
1 スズキ目サバ科の海水魚、マサバとゴマサバの総称。体は紡錘形でやや側扁し、背びれ・尻びれの後方に小さなひれがいくつか並ぶ。世界に広く分布し、代表的な食用魚。《季 夏》「—釣や夜雨のあとの流れ汐...
さばえ【鯖江】
福井県中北部の市。もと誠照(じょうしょう)寺の門前町、間部(まなべ)氏の城下町。合繊織物・眼鏡枠・越前漆器の産地。人口6.7万(2010)。
さばえ‐し【鯖江市】
⇒鯖江
さばえし‐にしやまどうぶつえん【鯖江市西山動物園】
福井県鯖江市にある動物園。昭和60年(1985)開園。レッサーパンダの繁殖数で日本有数を誇る。
サバ‐おち【サバ落ち】
「サーバーダウン」のこと。サバは「サーバー」の短縮形。俗に「鯖落ち」と表記されることもある。
さば‐おり【鯖折り】
相撲のきまり手の一。相手のまわしを引きつけ、上背(うわぜい)を利かせて上からのしかかるように下半身を攻め、ひざをつかせる技。腰挫(こしくじ)き。
さば‐かいどう【鯖街道】
かつて、若狭国(現在の福井県南西部)で獲れた海産物などを京に運ぶために使われた街道の名。特に若狭のサバが好まれたことから、この名でよばれたという。
さば‐ぐも【鯖雲】
巻積雲のこと。鯖の背紋に似ているのでいう。鰯雲(いわしぐも)。鱗雲(うろこぐも)。《季 秋》
さば‐ずし【鯖鮨】
締め鯖を鮨飯にのせた押し鮨。また、箱鮨。京都の棒鮨、高知の姿鮨、奈良吉野の柿の葉鮨、和歌山の生なれの下(しも)鮨など。
鯖(さば)の生(い)き腐(ぐさ)れ
鯖は外見は新鮮なようでも腐り始めていることがあるということ。鯖の肉は漁獲してから短時間のうちに酵素分解が進むので、人によっては蕁麻疹(じんましん)がでたりするところからいう。