なつ‐どり【夏鳥】
ある地域に春から夏に渡来して繁殖し、秋に南方へ渡る鳥。日本ではツバメ・カッコウ・ヨタカ・サンコウチョウなど。→冬鳥
な‐どり【汝鳥】
あなたの鳥。あなたの意に従う鳥。「今こそは我鳥(わどり)にあらめ後は—にあらむを」〈記・上・歌謡〉
ならしば‐どり【楢芝鳥】
鷹(たか)の別名。
におい‐どり【匂い鳥】
ウグイスの別名。
にお‐どり【鳰鳥】
カイツブリの別名。《季 冬》
にくしょく‐ちょう【肉食鳥】
動物、特に小形の哺乳類や鳥類を捕食する鳥。ワシ・タカなど。
にしき‐どり【錦鳥】
キンケイの別名。
にじのとり【虹の鳥】
目取真俊(めどるましゅん)の長編小説。沖縄に暮らす若者の暴力と哀しみを描く。平成16年(2004)、雑誌「小説トリッパー」冬号に掲載。単行本は平成18年(2006)刊行。
にわし‐どり【庭師鳥】
スズメ目ニワシドリ科の鳥の総称。全長約30センチ。オーストラリア・ニューギニアの密林などにすむ。卵を産む巣とは別に、雄が枝などで小屋のような巣を作り、果実・花などを飾って周囲を美しく手入れする。...
にわ‐つ‐とり【庭つ鳥】
[名]ニワトリの古名。「物思ふと寝ねず起きたる朝明(あさけ)にはわびて鳴くなり—さへ」〈万・三〇九四〉 [枕]庭に飼う鳥の意から、「鶏(かけ)」にかかる。「—鶏の垂り尾の」〈万・一四一三〉