いん‐ごう【院号】
1 上皇に対する尊称。「高倉院」「後鳥羽院」など。 2 皇太后・准母など皇族の女性で、上皇に準じた待遇を受ける人への尊称。「建礼門院」「東三条院」など。 3 その人の建てた菩提寺(ぼだいじ)や居...
いんせい‐じだい【院政時代】
平安後期、白河・鳥羽・後白河3代の上皇(一説に、後鳥羽上皇の代も含む)による院政が行われた時代。上皇が院宣や、院の庁下文(くだしぶみ)を発給するなどして国政を掌握し、その実権は朝廷・摂関家をしの...
いんたい‐が【院体画】
中国、宋代の画院の画風、およびその作品。南宋の花鳥画や馬遠(ばえん)・夏珪(かけい)の山水画がその代表。日本の山水画にも影響を与えた。院画。→画院
インド‐くじゃく【インド孔雀】
キジ科の鳥。全長は、雄が約2メートル、雌が約1メートル。雄は頭から胸まで青色、背は緑色で光沢がある。雌は背面が褐色。インド・スリランカに分布。インドの国鳥。
インド‐サラサ
インド産の更紗(サラサ)。木綿や絹に、花・鳥などの模様を描いたもの。
いん‐の‐さいめん【院の西面】
院の御所の西面で警固に当たった武士。後鳥羽上皇のときに創設、承久の乱以後は廃止された。西面の武士。
う【羽】
[音]ウ(呉)(漢) [訓]はね は [学習漢字]2年 〈ウ〉 1 鳥や虫のはね。「羽化・羽毛/換羽」 2 出羽(でわ)国。「羽後・羽前/奥羽」
〈はね(ばね)〉「羽布団(はねぶとん)/尾羽...
う【鵜】
カツオドリ目ウ科の鳥の総称。海岸・湖沼などに群生。羽は黒く、つやがある。くちばしは細長く鋭い。潜水して魚を捕らえ、水面に浮上してから飲み込む。日本にはウミウ・カワウ・ヒメウなどがすむ。鵜飼いに用...
う‐い【羽衣】
1 鳥のからだをおおう羽毛の総称。 2 仙人・天女などの衣。はごろも。
うい‐だち【初立ち】
1 幼児や鳥のひなが、初めて歩いたり飛んだりすること。「夏ばかり—すなるほととぎす巣には帰らぬ年はあらじな」〈宇津保・祭の使〉 2 久しぶりに外出すること。「内裏などにもあまり久しう参り侍らねば...