烏(からす)に反哺(はんぽ)の孝(こう)あり
《烏は成長ののち、親鳥の口にえさを含ませて、養育の恩に報いるという「事文類聚」などの故事から》烏さえ親の恩に報いるのだから、まして人は孝行せねばならないということ。
からす‐ばと【烏鳩】
ハト科の鳥。全長約40センチ。全身黒色で緑色の光沢がある。日本特産で、伊豆諸島・小笠原諸島・琉球諸島などの森林にすみ、うなるような太い声で鳴く。天然記念物。くろばと。うしばと。
から‐とり【唐鳥】
オウム・クジャクなどの、外国産の鳥。「大納言殿より—いんこうまゐる」〈御湯殿上日記〉
からとり‐の‐あと【唐鳥の跡】
《鳥の足跡から漢字が作られたという伝説から》漢字。また、漢学。
カララ‐こくりつこうえん【カララ国立公園】
《Parque nacional Carara》コスタリカの太平洋岸にある国立公園。首都サンホセの西約60キロメートル、タルコレス川下流域に位置する。原生林の中に沼沢地が点在し、アメリカワニが生...
かり【狩(り)/猟】
1 山野で鳥獣を追いかけて捕らえること。猟(りょう)。狩猟。《季 冬》「弓張や—に出る子のかげぼふし/嘯山」 2 (接尾語的に用い、「がり」と濁る) ㋐魚介類をとること。「潮干—」 ㋑山野で植物...
かり‐いぬ【狩(り)犬/猟犬】
狩猟のときに鳥獣を追ったり捕らえたりさせる犬。りょうけん。
かり‐が‐ね【雁が音/雁金/雁】
1 ガンの鳴く声。また、ガンの別名。《季 秋》 2 ガンを図案化した紋所の名。 3 カモ科の鳥。全長約60センチ。全体に暗褐色で、足は橙黄色、額が白く、目の周囲が黄色。ユーラシア北部で繁殖し、日...
かり‐こ【狩(り)子】
狩猟のとき、鳥獣を狩り出す役の者。勢子(せこ)。
かり‐こみ【狩(り)込み】
1 鳥獣を追いたてて捕らえること。 2 街頭の浮浪者や売春婦などを警察がいっせいに検挙すること。