やき‐そば【焼き蕎麦】
蒸した中華そばに肉・野菜などを加えて油でいためたもの。また、揚げた中華そばに肉・野菜入りのあんをかけたもの。
やばね‐むぎ【矢羽根麦】
オオムギで、三つの小穂のうち中央だけが結実して長い芒(のぎ)をもち、矢羽根形をなすもの。穎果(えいか)が軸の両側につくので二条大麦ともいう。ビール醸造に用いる。
やぶ‐そば【藪蕎麦】
甘皮をとらずにひいた蕎麦粉でつくった、淡緑色の蕎麦。また、そういう蕎麦を使うそば屋の屋号。
やまと‐なでしこ【大和撫子】
1 ナデシコの別名。 2 日本女性の清楚な美しさをほめていう語。
よたか‐そば【夜鷹蕎麦】
夜間、街頭に出てそばを売り歩く商人。また、そのそば。夜鳴きそば。《季 冬》「みちのくの雪降る町の—/青邨」
よなき‐そば【夜鳴き蕎麦】
夜、そばを売り歩く商人。また、そのそば。夜鷹(よたか)そば。よなき。《季 冬》
ライ‐むぎ【ライ麦】
イネ科の越年草。高さ1.5〜3メートル。耐寒性が強く、コムギより穂が長く、実も細長い。実を製粉して黒パンを作るほか、麦芽はウオツカやビールの原料、穂にできる麦角(ばっかく)は薬用とする。小アジア...
わりご‐そば【破り子蕎麦】
皮付きのソバをひいて手打ちにし、塗り物の破り子に盛って何個も重ねて供するそば。その数を競うようにして、つゆや薬味を加えて食べる。出雲(いずも)地方の名物。
わり‐むぎ【割(り)麦】
「碾(ひ)き割り麦」の略。
わんこ‐そば【椀子蕎麦】
小ぶりの椀に入れたそばを、客が断るまで客の椀に次々と投げ入れて空にならないようにもてなすもの。盛岡地方の名物。