ま‐こ【麻姑】
《「まご」とも》 中国の伝説上の仙女。後漢のころ姑余山で仙道を修め、鳥のように爪(つめ)が長く、それで痒(かゆ)いところを掻(か)いてもらうと、とても気持ちがよかったという。 「孫の手」に同じ。
まこう‐ほう【麻向法】
「麻薬及び向精神薬取締法」の略称。
麻姑(まこ)痒(かゆ)きを掻(か)く
物事の行き届くことのたとえ。麻姑を倩(やと)うて痒きを掻く。麻姑掻痒(まこそうよう)。→麻姑
まこ‐そうよう【麻姑掻痒】
⇒麻姑痒(かゆ)きを掻(か)く
麻姑(まこ)を倩(やと)うて痒(かゆ)きを掻(か)く
《麻姑にかゆい所をかいてもらうと、気持ちがいいことから》物事が思いのままになること、また、思いどおりに事が運ぶことのたとえ。麻姑掻痒(そうよう)。
まさ‐ぼん【麻沙本】
中国の刊本の名。南宋から明代にかけて、福建省建陽県の麻沙で出版されたが、誤刻が多く、誤りの多い本の代名詞となった。
ま‐し【麻糸】
麻の繊維から作った糸。あさいと。
ま‐し【麻紙】
麻布または麻の繊維を原料として漉(す)いた紙。古代、写経などに用いられた。
ま‐しん【麻疹】
「はしか(麻疹)」に同じ。《季 春》
ましんふうしん‐こんごうワクチン【麻疹風疹混合ワクチン】
⇒MRワクチン